以外に知らない? 助成金のメリット
2017年10月12日
助成金はとても種類が多く、また、助成金ごとに申請手続が異なるため、「めんどくさそう」と敬遠されている経営者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、はっきりと申し上げますが、それはとても“もったいない”です!
助成金の申請は確かに手間がかかりますが、それを補って余りあるメリットがあります。今回は、助成金を受給するメリットを詳しくご紹介します。
1.就業規則や人事制度の整備促進
助成金は、就業規則や雇用契約書、出勤簿、賃金台帳がきちんと整備された企業に給付されるもの。すなわち、これらが整備されていない企業は、申請の過程で整備することになります。また、人事評価改善等助成金の申請には、人事評価制度の構築と賃金表の策定が必要です。申請によって、企業としてワンランクアップしつつ、お金がもらえる。しかも、就業規則や人事整備が未整備な中小企業が大半ですから、採用活動でも大きなアドバンテージになるでしょう。
2.助成金は、純利益の増加に貢献する
人事評価改善等助成金の制度整備助成で50万円を受給する場合、利益率20%の会社であれば、約250万円の売上を上げたのと同じ効果があります。
3.融資の際も有利
助成金の受給実績があるということは、国や自治体が「助成金申請の書類作成ができる事務体制がある」「人事書類がきちんと揃っている」「労務での不正がない」というお墨付きを与えたということです。きちんとした企業であるということが証明されているので、融資を受ける際にも有利になります。